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真のBTOマシンの咆哮がきこえる。クレバーコンピューター

RAIDシステム


一台では物足りない。ハードディスクはガンガン積もう。
たとえばOS用のハードディスク(システムボリューム)とデータ保存用のハードディスクの2台を搭載したA さんと、一台しか搭載していない、B さんを比較してみましょう。Aさんは趣味の動画データをDドライブ、B さんはデータをCドライブの「マイ ビデオ」フォルダに保存して運用していました。もし、使用中にOSやハードディスクが破損した場合、次のようなことが起こります。
  • A さん : 別領域に保存されている動画データを失うことはありません。
  • B さん : 動画データはCドライブのOSごと、すべて失います。 
このようにデータを物理的に保護することを冗長性(じょうちょうせい)と呼びます。たとえば手持ちのお金を二つの財布に分けておけば、万一、紛失した場合でも全額を失うことはありません。BTOパソコンでは搭載容量、台数を自由に選べますので、ハードディスクは複数搭載がおすすめです。

さらに高度な複数搭載。それがRAID(レイド)です。
通常のパソコンの場合、OS(オペレーティングシステム)を駆動するHDD(ハードディスク)は1台だけ。RAID(レイド)は複数のハードディスクを見かけ上、単一のディスクとして制御し、高速性や冗長性を格段に引き上げる高度なストレージシステムです。実際に基幹系やホスティングサーバーといった信頼性が求めれるフィールドでは必ず、このRAIDが実装されています。コンシューマー向けのほとんどの市販PCではコスト面から敬遠されているシステムですが、創業以来、膨大な実績を誇るクレバーコンピューターなら安心して搭載することができます。

処理速度のボトルネック(弱点)といわれている一番の元凶が、実はこのHDD。パソコンはあらゆる動作時にHDDにデータアクセスを行いますが、この動作時に複数のHDDに分散(ストライピング)し、データ転送を一気に高速処理する、この仕組みがRAID0(レイド ゼロ)です。理論上の転送速度は2台で200%、爆発的なレスポンスの向上を実現します。RAIDはハードディスクの冗長性という元来の特性を捨てた、いわば異端児のRAIDですが、とにかく速度を上げたい、というユーザーには非常に人気があります。RAIDには、この他に本来の冗長性を実現するミラーリング(RAID1)や、ストライピングと融合させたRAID10など、用途に合わせたRAIDレベルが選択できます。


通常のシングルドライブ 通常のシングルストレージ
※ 必要HDD 1機
通常はすべてのデータアクセスを単一のHDDでドライブし、そのパフォーマンスはドライブ性能に完全に依存します。高速性、冗長性のメリットはありませんが、省電力で軽快な動作が身上。コストもかからないため、ほとんどのPCに採用されているシステムです。


RIAD0は複数のHDDを並列接続でアクセスします。個数に比例してアクセス速度も上昇します。 RAID0(ゼロ) : ストライピング
※ 必要HDD 2機以上
RAID0(ゼロ)はシステムのデータ転送を、2機以上のHDDに分散(ストライピング)することにより転送の負担を半減し、PCの高速稼動を可能にします。単独のHDD故障でデータ損失を起こす特性がありますが、圧倒的な動作速度が最大の魅力。HDD台数が増えるほど負担が分散されるので、速度パフォーマンスも台数に応じて上昇します。

HDD表示容量は、[ 全HDD 合計容量 ] となります。 インテルによる解説ページ


RAID1は全く同じデータを複数HDDに書き込みます。書込み性能のメリットはありませんが、確実な冗長性があります。 RAID1(ワン) : ミラーリング
※ 必要HDD 2機以上
RAID1(ワン)は全く同じデータを複数HDDに書き込むミラーリングを行います。書込み性能のメリットはありませんが、シンプルで確実なRAID本来の冗長性が実現できます。信頼性は非常に高く、ホスティング用サーバ等では、ほとんどのマシンでこのRAIDレベルが実装されています。エンタープライズ用途では非常に人気のあるRAIDです。

HDD表示容量は、[ 全HDD 合計容量 ÷ HDD台数 ] となります。 インテルによる解説ページ


RAID5はパリティデータ用HDDが追加されます。 RAID5(ファイブ) : パリティ
※ 必要HDD 3機以上
RAID5(ファイブ)はRAID0の弱点を補う仕組みで考案されたシステム。ストライピングしながら、復旧時に必要なパリティデータを同時に書き込みます。書き込み速度は低下しますが、単一のHDD故障時には交換作業だけで自動リビルド(復旧)させることが可能です。

HDD表示容量は、[ 全HDD 合計容量 - 1機分容量 ] となります。 インテルによる解説ページ


RAID10はミラーリングアレイをさらにストライピングします。 RAID10(テン) : ミラーリング+ストライピング
※ 必要HDD 4機以上
ミラーリングの冗長性とストライピングの高速性を併せ持つ究極のRAIDシステム。1機のHDDが故障してもバックグラウンドで復旧が可能。単一ドライブの故障ならストライピングが壊れることはなく、速度を落とさずに連続稼動することが可能です。

HDD表示容量は、[ 全HDD 合計容量 ÷ 2 ] となります。 インテルによる解説ページ

用途に合わせて最適なストレージシステムを。
ディスクI/Oパフォーマンスを重視する場合はRAID0またはRAID10、RAID本来の冗長性が要求される場合はRAID1、RAID5を選択します。

パワー重視のRAID0パワー重視。最高速ならRAID0(ゼロ)
搭載HDD数に応じてI/Oパフォーマンスは上昇します。
リカバリ重視のRAID5リカバリー能力重視。データ防御のRAID1(ワン)、RAID5(ファイブ)
2機または3機以上のHDDが必要です。
リカバリ+スピードのRAID10リカバリー能力 + スピード。ミラーリング&ストライピングのRAID10(テン)
4機以上のHDDが必要です。

RAIDレベル リード ライト システムの安全性 コスト
RAID0 5 5 0
RAID1 3 3 5
RAID5 4 2 4
RAID10 5 4 5
※ 複数HDDの同時故障やパリティデータの損失など、リカバリーできない場合もあります。

オーダーの方法
ハードディスクは合計5台まで自由に組み合わせることができます。ここでRAIDレベルに応じたHDDを必要な個数分だけ、同じモデルで選択します。同じHDD構成でもRAIDレベルによって使用できるストレージ容量は異なりますので、ご利用になるレベルごとに容量を確認してください。

次のRAIDシステム設定の項目で希望のRAIDレベルを選択すればOK。ご注文に応じたRAIDを組み込んだ状態でお届けします。RAIDシステムに該当しないHDDが選択されている場合は、データ保存用ストレージとして単一のボリュームで設定されます。

例 : 500GB HDDを2台搭載した場合
  • 1+2でRAID0(ストライピング) : システムボリュームは1TB
  • 1+2でRAID1(ミラーリング) : システムボリュームは500GB
例 : 500GB HDDを4台搭載した場合
  • 1+2+3+4でRAID0(ストライピング) : システムボリュームは2TB
  • 1+2+3+4でRAID10(ストライピング&ミラーリング) : システムボリュームは1TB
  • 1+2でRAID0 : システムボリュームは1TB Dドライブ500GB Eドライブ500GB
※システムボリュームとはOSがインストールされる領域で通常はCドライブとなります。

ご注意
MBR(マスターブートレコード)の制限により、2TBを超えるシステムボリュームにWindowsをインストールすることはできません。大容量モデルの場合は組み合わせにご注意ください。
  • 1TB x 2 でRAID0(ゼロ) 合計2TBでインストールOK
  • 1.5TB x 2 でRAID0(ゼロ) 合計3TBでインストールNG

RAIDとは元来、サーバーPCなどで、HDD故障に対する安全と高速化を目的として考案された多重HDDシステム。そのなかでも、純粋に速度アップを目標に考案された最速のRAIDシステムが、このRAID 0(ゼロ)ストライピングシステムです。2機のHDDを、1機の仮想HDDとして認識させ、転送ロスを半減することにより、理論上2倍速というとてつもないパフォーマンスを実現します。
RAID0ならOSやアプリケーションの動作も桁違いのスピードアップを果たします。上級者だけが独占していた胸のすくような高速性を存分に楽しむことができます。
扱いは難しくありません。
一見、複雑そうなRAIDも扱いはとても簡単。どのRAIDレベルでもシステムボリュームは単一のCドライブとして表示されるだけで、通常となんら変わることはありません。ご自身でのOS再インストールも簡単に行うことができます。
データ保存用ストレージの搭載がおすすめ。
RAIDに限らず、どのパソコンでもHDDは消耗品なのでいつかは必ず故障が発生します。この故障時にデータを消失しないよう、普段のデータ保存には注意が必要。データ保存用のHDDをRAID領域とは別に独立して装備することにより、ユーザ固有の作業データをより安全に保存できるようになります。RAID用のHDDにプラスしてご注文ください。
HDDに故障が発生した場合。
RAID0では起動時にメンバーディスクに故障が発生したことを示すエラー画面が出ます。起動不能に陥るまでに、できるだけ早くデーターバックアップとHDD交換(再インストール)を行います。HDDの交換については当社までお気軽にご相談ください。
自動リカバリ画面RAID1,5,10は自動リカバリ可能
ソフトウェアにより、HDD故障は自動で検知されます。故障したHDDを新しいものと交換後にリカバリを行います(作業はバックグラウンドで行われます)
Intel Matrix Strage Manager 使用
Intel Matrix Strage Managerのダウンロードはこちらから。
対応モデルでは出荷時にインストール済みです。
ハードウェア認識が変更されるため、Windowsの再認証が必要になる場合があります。


2010年3月より新バージョンのインテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジーがダウンロードできるようになりました(同ページよりダウンロード可能)

参考 : 実際のリカバリー方法(C) Intel Corporation
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